Imagerは、Perl用の高機能な画像処理モジュールです。
画像の拡大・縮小や変形、重ね合わせ、フィルタ、図形や文字の描画、画像形式の変換など、さまざまな処理に対応しています。
執筆者がインストールした環境はCentOS5.3 x86_64、カーネルのバージョンは2.6.18-128.1.16.el5です。
例によってCPANからインストールですが、その前に
jpegやgif,pngなどの画像形式を処理するためにはそれぞれライブラリが必要です。
参考: http://cpansearch.perl.org/src/TONYC/Imager-0.67/README
依存ライブラリがなくてもインストールはできますが、それらの画像形式を扱うことはできません。いざjpeg画像を処理しようとすると、こんなエラーが出ました ($img->read(file => $filename) or die $img->errstr とかのエラー処理を自分で書かないと、何事もなかったかのように処理を続けるので注意)↓
format 'jpeg' not supported - formats bmp, ico, pnm, raw, sgi, tga available for reading at test.pl line 29.
libjpegをインストールする必要があります。CentOSの場合、yumでインストールできます。
yum install libjpeg-devel
libpng と zlibをインストールする必要があります。CentOSの場合、yumでインストールできます。
libpngは1.0.5以上、zlibは1.1.4以上が推奨されています。
yum install libpng-devel #(libpngはzlibに依存しているので、zlibも一緒にインストールされます)
giflib/libungifをインストールする必要があります。CentOSの場合、yumでインストールできます。
ImagerのREADMEの記述によると4.1.4以上が推奨されていますが、この記事の執筆時点(2009/07/21)において、yumで提供されているバージョンは4.1.3でした。気になる方はソースからインストールしましょう。
yum install giflib-devel #(yum install libungif-devel としても同じパッケージがインストールされるようです)
giflibはlibungifの後継に当たる位置づけのようです。
http://sel.ist.osaka-u.ac.jp/%7Em-itii/php/d/soliloquy.php?mode=article&id=233
あまり使うことはないと思うのでリンクのみ、ImagerのREADMEから引用します。
tiff: http://www.libtiff.org/
t1: http://www.ibiblio.org/pub/Linux/libs/graphics/
freetype2 or tt: http://www.freetype.org/
Precompiled versions of some of the libraries might be found at:
AIX: http://www.bullfreeware.com/
CPANコマンドでインストールします。
cpan -i Imager
CPANでImagerをインストールした後で、追加の画像形式を使いたくなった場合、ただライブラリをインストールするだけではImagerに反映されません。
その場合、forceオプションを付けてImagerをインストールする事で、画像形式のサポートが追加された状態で再インストールすることができます。
参考:http://www.perlmonks.org/?node_id=774616
cpan #...(略)... cpan> force install Imager

